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愛知時計電機 (2026年6月版)

【7723】愛知時計電機

 

本社所在地 〒456-8691 名古屋市熱田区千年1-2-70
設立 1949年6月1日
ホームページ https://www.aichitokei.co.jp/

2026年3月期

資本金(連結) 3,218百万円
自己資本比率 74.82%
従業員数(連結) 1,726人
連結事業構成 【連結事業】 ガス関連機器49、水道関連機器35、民需センサー・システム5、計装12、特機0 【海外】 7(2025.3)
株式上場 東証プライム,名証プレミア
株価 一株益(連) PER(連) 一株純資産 PBR(連) 一株配当 配当利回 年初来高値 年初来安値
5/29終値 27/3期(予) 予想 (連)26/3期 実績 27/03期(予) 予想
2,880 300.5 9.6 3,428 0.84 120.0 4.17% 3,340 2,138

※1株益、1株純資産、1株配当金は円単位。各表示未満は4捨5入。(連)連結決算、(予)予想の略。
※1株純利益(赤字&未発表・非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表・非表示)は、2026年5月29日時点の会社予想。

 

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展望

ガス・水道メーター大手
 名古屋市が本社の同社は、ガスと水道の計測機器メーカー。1898年時計メーカーとして創業し、1912年現在の社名となった。27年時計の技術で水道用メーターを生産、50年ガス用メーターの製造を開始した。83年発売の地震や漏れを自動に検知、遮断するマイコン搭載のガスメーターや、85年発売の水道メーター管理用小型流量センサーで業績を伸ばし、両事業は現在、国内トップシェアを誇る。独自技術でベトナムや中国にも生産体制を確立、グローバル展開もめざしており、現在は計測機器とともに活用するシステム製品や、設置・施行工事まで幅広く展開する。

 ガス関連機器は、都市ガスやLPガスの家庭用から産業用メーターの開発・製造を行い、年間約200万台の販売で、業界トップのシェアを誇る。また使用量や各種データをクラウドに集めたデータ配信サービスを展開し、事業者の業務効率化・合理化に貢献する。

 水道関連機器は、小型家庭用から大型産業用をはじめ、電磁式メーターやビル・商業施設用温水メーターなどの開発・製造も手がけ、ガス同様、年間約200万台の販売で業界トップを誇る。

 民需センサー・システムは、製造現場や各種装置向けに、流量計や流量センサー、システムの開発・製造を行う。計装は、上下水道や農業・工業用水施設の水位、流量、水質などの計測データによる監視・制御を行い、計測に必要な各種計測機器から監視制御システムの設計・施工・保守まで展開する。

 2026年3月期事業別売上高構成比は、ガス関連機器46.5%、水道関連機器34.6%、民需センサー・システム4.6%、計装14.2%。同期は、家庭用LPガスメーターの更新需要の回復と、クラウド関連が堅調に推移。水道関連も官民とも堅調で、輸出も北米向けに増加、計装も大幅な増収となった。同社は、今期もガス・水道分野を中心に堅調な受注で増収を見込む。

 中期経営計画では、計測分野におけるデータ配信サービスの展開に注力する。現在、LPガス市場では順調に拡大しており、都市ガス市場でも同社サービスの採用に向けた動きが一部で本格化、クラウド接続数も累計155万台突破した。グローバルには、生産体制の最適化を推進、各地域に求められる機能・仕様を実現し、北米はじめ中国、台湾、アセアンでの展開を加速する。

  領域の拡大と基盤事業の競争力強化を掲げ、価値向上に取り組む同社に注目したい。


 
(戸谷慈伸)

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