三英傑シリーズ

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三英傑の名を借りた銘柄選択3つの切り口

厳しい経済環境ではじまった21世紀、皆様におかれましては資産運用に対するご関心を日増しにお感じのことと存じます。証券業を営んで120年の木村証券では、今こそ株式投資の重要性を皆様にお伝えしなくてはならないと考えております。一言に株式と申しましても、国内上場・公開企業だけでも3000社以上あり、玉石混淆のなかから見付け出すことは容易なことではございません。
「良い株式を良い顧客に持っていただきたい」という弊社の願いを込め、「三英傑シリーズ」と郷土が生んだ英雄にちなんで株式を幅広く皆様にご提供できればと存じる次第です。
三英傑の名を借りて銘柄選択の切り口を三つに分け、投資スタンスが少しでもわかりやすくなればと考えました。

  • 即断即決、短期で見極める。信長コース

    株式投資にはタイミングが重視されます。株式相場の状況や今後の展開をふまえ、需要やテクニカルを重視しながら機会を捉えた時に原則的に選びます。
    時空を超えて夢とロマンに馳せたアグレッシブ(攻撃的)な信長にちなみました。

  • 中・長期の成長性を見極める。秀吉コース

    投資対象を企業の成長力と位置づけ、収益価値の集約EPS(=一株当たり利益)を基準として、原則的に当数値が今後増大すると予想されるものから選びます。 日吉村の農家から太閤になった成長性にちなみました。

  • 本質価値・安定性を冷静に見極める。家康コース

    投資対象を本質価値に位置づけ、市場時勢によって過小評価されているものを本質価値の集約BPS(=一株当たり純資産)を基準として、原則的に当数値がPBR平均以下のものから選びます。徳川300年の基礎を築いた着実な安定性にちなみました。

「三英傑シリーズ」2019年1月版

信長コース 注目ポイント
(1861)熊谷組 18/4-9期受注内訳(単体)、土木37.7%(官庁4.7%、民間33.0%)、建築62.3%(同7.6%、同54.7%)。同期売上内訳、土木35.9%(官庁20.6%、民間15.3%)、建築64.1%(同7.9%、同55.9%等)。防災・減災、インフラ老朽化対策で事業環境良好。土木は鉄道分野、建築は住宅、工場、発電所分野が伸長。
(2802)味の素 調味料国内最大手。18/4-9期部門別事業利益構成比、日本食品27.9%、海外食品50.7%、ライフサポート11.0%、ヘルスケア8.6%等。同期の国内事業は冷凍食品・コーヒー類が競争激化、海外食品は増収も利益横ばい、ヘルスケアはアミノ酸等伸長。iPS細胞増殖させる培地(動物由来の原料を含まない製品)を販売。
(4502)武田薬品工業 国内製薬メーカー1位。アイルランド製薬大手シャイアー社を約6兆6000億円で買収する予定、売上高世界10位以内の製薬会社に。約4兆円の新株発行と約3兆円の借入・社債で資金調達する見通し。同時に非中核事業の資産売却で負債圧縮を計画。統合後の研究開発投資は年4000億円以上の予想。
(6954)ファナック 工作機械用NC(数値制御)装置、産業用ロボット出荷台数(2016年)世界首位。18/7-9期部門別売上高構成比、FA36.2%、ロボット32.6%、ロボマシン16.5%、サービス14.7%。FAは中国・台湾で減速、国内・欧州・米州・インド健闘。ロボットは国内・欧州好調。IoT対応機種を研究開発継続。株主重視推進。
(8058)三菱商事 8割以上が事業投資先からの収益。18/4-9期部門別純利益構成比(調整・消去他除く)、金属46.0%、機械21.7%、エネルギー事業17.4%、生活産業12.9%、化学品7.6%、新産業金融事業6.6%、地球環境・インフラ-12.2%。市況系ビジネス絞込み、市況変動影響抑制。累進配当制で19/3期125円予定。

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秀吉コース 注目ポイント
(5713)住友金属鉱山 ニッケル、銅大手。資源・精錬・材料事業が柱。18/4-9期部門別経常利益構成(調整額他除く)、資源50.0%、精錬34.6%、材料15.4%。同期は資源価格上昇、電池材料増販で堅調、通期は資源価格下落、製錬事業の採算悪化等で前期比減益予想。18/12、他社と共同、チリの銅鉱山権益の買収合意を発表。
(6113)アマダホールディングス 板金加工機械世界大手。18/4-9期事業別売上収益構成比(調整前)、金属加工機械事業82.3%(板金72.8%、微細溶接9.5%)、金属工作機械事業17.3%(切削11.9%、プレス3.2%、研削盤2.2%)等。北米、欧州、日本で好調続き上期受注・売上とも過去最高。株主還元策(自社株取得・配当金)強化。
(6301)コマツ 世界第2位の建設・鉱山機械メーカー。18/4-9期地域別売上高(外部顧客向け)、日本13.6%、米州36.6%、欧州・CIS13.2%、中国7.1%、アジア(日中除く)・オセアニア23.5%、中近東・アフリカ6.0%。独自のハイブリッド建機の出荷拡大、ICT(情報技術)を利用したスマートコンストラクション拡充、2酸化炭素排出削減推進。
(8002)丸紅 18/4-9期部門別純利益構成、食料4.3%、生活産業6.0%、素材20.0%、エネルギー・金属22.3%、電力・プラント27.7%、輸送機18.6%等。通期予想に対する同期純利益進捗率66%。18/12、空港制限区域内の自動走行運転でZMP社と合弁会社設立、米国の自動運転配送スタートアップ・udelv社に出資。
(8766)東京海上ホールディングス 18/4-9期は北米ハリケーン反動、米減税効果あるが、国内自然災害で前年同期比減益。同期純利益構成(調整額除く)、海外保険会社98.6%、東京海上日動-12.4%、日新火災-5.3%、あんしん生命16.6%等。先進国事業分散、新興国地域分散推進。配当性向は平均的修正純利益35%以上目指す。

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家康コース 注目ポイント
(4188)三菱ケミカルホールディングス 三菱ケミカル中核、田辺三菱製薬、大陽日酸等傘下。18/4-9期部門別コア営業利益構成(調整額除く)、機能商品23.0%、ケミカルズ43.2%、産業ガス14.0%、ヘルスケア18.3%等。20年度コア営業利益4100億円(17年度3804億円)目標。ケミカルズの市況リスクを機能商品伸長、産業用ガスM&A、合理化進展等で補う。
(7259)アイシン精機 トヨタ系部品大手。AT(自動変速機)世界シェア1位。18/4-9期地域別売上構成、日本57.8%、北米14.7%、欧州8.3%、中国10.6%、アジア他8.6%。事業環境変化に対応、構造転換(19/4アイシン・エイ・ダブリュとアイシン・エーアイ統合予定)、電動化・自動運転向け取組強化。電動化商品ラインナップ拡充、合弁会社設立へ。
(8031)三井物産 18/4-9期純利益は前年同期比若干減益だが、通期は増益予想。18/11、アジア最大の民間病院グループIHH社に追加出資、筆頭株主に。18/12、豪州一般炭鉱山権益売却発表。金属資源・エネルギー、機械・インフラ、化学品を強化、新成長分野(モビリティ、ヘルスケア、ニュートリション・アグリカルチャー、リテール・サービス)拡充目指す。
(8316)三井住友フィナンシャルグループ 傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)等保有。SMFLへの出資を60%から50%に引下げ(住友商事50%)、業務範囲拡大、新規事業で攻勢へ。店舗改革と資産管理型ビジネス定着強化。主要施策進展で経費削減を推進。累進的配当と自己株取得で株主還元強化。
(8591)オリックス リースを基軸に融資、投資、生保、銀行など事業多角化。18/4-9期事業別経常利益(調整前)、海外30.3%、リテール22.0%、不動産19.8%、事業投資11.1%、メンテナンスリース9.2%等。18/12、大京子会社化に続き、米通信インフラ設備・保守会社NTIコネクト買収、5G導入視野に通信インフラ関連投資加速見込む。
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