
厳しい経済環境ではじまった21世紀、皆様におかれましては資産運用に対するご関心を日増しにお感じのことと存じます。証券業を営んで120年の木村証券では、今こそ株式投資の重要性を皆様にお伝えしなくてはならないと考えております。一言に株式と申しましても、国内上場・公開企業だけでも3000社以上あり、玉石混淆のなかから見付け出すことは容易なことではございません。
「良い株式を良い顧客に持っていただきたい」という弊社の願いを込め、「三英傑シリーズ」と郷土が生んだ英雄にちなんで株式を幅広く皆様にご提供できればと存じる次第です。
三英傑の名を借りて銘柄選択の切り口を三つに分け、投資スタンスが少しでもわかりやすくなればと考えました。
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株式投資にはタイミングが重視されます。株式相場の状況や今後の展開をふまえ、需要やテクニカルを重視しながら機会を捉えた時に原則的に選びます。
時空を超えて夢とロマンに馳せたアグレッシブ(攻撃的)な信長にちなみました。 -
投資対象を企業の成長力と位置づけ、収益価値の集約EPS(=一株当たり利益)を基準として、原則的に当数値が今後増大すると予想されるものから選びます。 日吉村の農家から太閤になった成長性にちなみました。
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投資対象を本質価値に位置づけ、市場時勢によって過小評価されているものを本質価値の集約BPS(=一株当たり純資産)を基準として、原則的に当数値がPBR平均以下のものから選びます。徳川300年の基礎を築いた着実な安定性にちなみました。
「三英傑シリーズ」2026年6月版
| 信長コース | 注目ポイント |
| (2531) 宝ホールディングス | 清酒・焼酎・みりん最大手。バイオ事業も。26/3月期事業別売上高構成比(その他、調整額除く)宝酒造31.2%、インターナショナルグループ58.2%、タカラバイオグループ10.6%。国内は利益率の高いブランド中心に注力し清酒やノンアルコールが堅調。調味料にも注力。海外の酒類・食材事業とも増収。米バーボン“Blanton's”が好調。タカラバイオをTOBで子会社化。 |
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| (3099) (株)三越伊勢丹ホールディングス | 百貨店最大手。08年経営統合。富裕層から若年層まで幅広い顧客層。26/3月期事業別売上高構成比(その他、調整額除く)百貨店87.8%、クレジット・金融・友の会6.9%、不動産5.3%。中核の伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店が連続増収。訪日客の高額品需要減少も、国内富裕層中心に好調持続で経費削減も進展。海外顧客向けアプリ会員も順調。個客業プロセス活動を加速。 |
| (4099) 四国化成ホールディングス | 化学メーカー中堅。ラジアルタイヤ向け不溶性硫黄が柱。殺菌剤、プリント基板向け防錆剤も。26/1-3月期事業別売上高構成比(その他、調整額除く)化学品(無機化成品20.0%、有機化成品22.7%、ファインケミカル31.8%)、建材(壁材3.0%、エクステリア22.5%)。ファインケミカルの不溶性硫黄、二硫化炭素が好調。密着性向上用製品が海外のサーバー基板向けに好調。 |
| (6013) (株)タクマ | ボイラー、ごみ焼却炉、水処理装置など環境設備を展開。官公庁比率高い。26/3月期事業別売上高構成比(調整額除く)環境・エネルギー(国内76.5%、海外2.2%)、民生熱エネルギー16.2%、設備・システム5.1%。ごみ処理プラント中心に堅調続く。エネルギープラント新設で受注残高は過去最高。IHI汎用ボイラーを子会社化。3期連続過去最高更新見込む。株主還元を強化へ。 |
| (6448) ブラザー工業 | ミシンからプリンター、FAXへ。工作機械も。26/3月期事業別売上収益構成比(調整額除く)プリンティング&ソリューションズ62.6%、インダストリアル・プリンティング15.3%、マシナリー9.0%、ニッセイ2.4%、パーソナル・アンド・ホーム6.7%、その他4.0%。中国やアジアで工作機械が伸長。米国でのプリンター値上げも寄与。産業用のMUTOHを完全子会社化。 |
| 秀吉コース | 注目ポイント |
| (2331) ALSOK | 総合警備サービス事業大手。常駐警備に強み。防災、介護業務も。26/3月期事業別売上高構成比(調整額除く)セキュリティ(機械警備30.8%、HOMEALSOK4.2%、常駐警備23.2%、警備輸送12.2%)FM15.6%、介護9.2%、海外4.8%。大規模なスポーツ大会やインフラ老朽化の警備需要に期待。消火設備日本ドライケミカルをカーライルと共同で買収。ビルの設備管理に注力。 |
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| (3116) トヨタ紡織 | トヨタ系自動車用内装品、エアフィルター最大手。自動車以外のシートも。26/3月期地域別売上収益構成比(消去又は全社除く)日本45.0%、北中南米25.2%、中国10.0%、アジア14.0%、欧州・アフリカ5.8%。新製品や合理化で増益。トヨタ増産で米国・インドで増勢。名古屋市SRTに透明ディスプレイ搭載。瑞穂競技場シートを開発。クラウンベースのデスクチェア発売。 |
| (4188) 三菱ケミカルグループ | 総合化学首位。エチレン、レイヨン、樹脂、産業ガスなど。医薬は譲渡、炭素は撤退。26/3月期事業別売上収益構成比(調整額除く)スペシャリティマテリアルズ27.3%、MMA&デリバティブズ9.3%、ベーシックマテリアルズ&ポリマーズ20.9%、産業ガス34.6%、その他7.9%。構造改革が一巡。産業ガスは堅調。MMAは今期反転予想。組織を改編。半導体製造装置向けに注力。 |
| (7004) カナデビア | 造船から撤退し環境・インフラ関連に転換。ごみ発電やシールド掘進機など。26/3月期事業別売上高構成比(調整額除く)環境77.7%、機械・インフラ11.2%、脱炭素化10.7%、その他0.4%。海外大型受注で8期連続売上増加。橋梁・プレス事業から撤退。海外事業基盤を拡充。27/4日鉄エンジニアリングと経営統合を検討。株主価値の向上を⽬指し今期配当増額を予定。 |
| (8591) オリックス | リース、保険、信託など金融多角化。26/3月期事業別セグメント収益構成比、法人営業・メンテナンスリース14.7%、不動産15.9%、事業投資・コンセッション13.3%、環境エネルギー6.3%、保険19.3%、銀行・クレジット2.3%、輸送機器3.9%、アメリカ8.2%、ヨーロッパ8.8%、アジア・豪州7.3%。銀行部門売却。航空機リースや米金融サービス順調。キオクシア保有。 |
| 家康コース | 注目ポイント |
| (4045) 東亜合成 | 中堅化学系メーカー。「アロンアルファ」やアクリル酸に特色。車載電池向け展開。26/1-3月期事業別売上高構成比(その他、調整額除く)基幹化学品42.1%、ポリマー・オリゴマー23.8%、接着材料9.0%、高機能材料7.1%、樹脂加工製品18.0%。下水道老朽化対策品はじめ樹脂加工品が好調。未精製水素を燃料に富士電機の水素燃料電池による発電システムと共同実証開始。 |
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| (5401) 日本製鉄 | 粗鋼生産世界大手。国内1位。26/3月期事業別売上収益構成比(調整額除く)製鉄89.9%、エンジニアリング3.8%、ケミカル&マテリアル2.5%、システムソリューション3.8%。25年に米鉄鋼大手USスチール買収完了。4月黒崎播磨を完全子会社化。5月山陽特殊製鋼を吸収合併。インド注力しハジラ製鉄所の能力増と製品高度化、南部で鉄源一貫製鉄所の建設に着手。 |
| (5482) 愛知製鋼 | トヨタグループ系自動車向け特殊鋼大手。加工技術に特色。トヨタグループ向け約6割。26/3月期事業別売上収益構成比(調整額除く)鋼カンパニー40.7%、ステンレスカンパニー10.8%、鍛カンパニー37.5%、スマートカンパニー6.1%、その他4.9%。価格値下がりを原価低減で補う。海外子会社が健闘。特殊鋼を2年3カ月ぶりに値上げ。2032年めどに新製鋼ライン検討。 |
| (7267) ホンダ | 二輪車世界首位。乗用車は北米で人気。26/3月期事業別売上収益構成比(消去又は全社除く)二輪18.1%、四輪64.0%、金融サービス16.0%、パワープロダクツ及びその他1.9%。北米EV関連の開発を中止し、ガソリン、ハイブリッド車の販売強化めざす。29年メドに北米中心に15車種を投入予定。本社の四輪車開発機能を分離。中国、インド企業の部品や設計を取り入れ。 |
| (7981) タカラスタンダード | システムキッチン大手。ホーロー機器特色。流し台、浴槽、洗面台、燃焼機器を展開。26/3月期市場別売上高構成比、新築(戸建)30.8%、新築(集合)35.3%、リフォーム29.5%。同製品別、キッチン61.2%、浴室23.2%、洗面化粧台12.1%。すべての製品が新築市場の販売で好調。今期も販売単価の上昇を推進。配当増や自己株式取得の株主還元を積極的に実施、ROE8%めざす。 |




























