証券展望・キムラレポート

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当社は昭和に入ってから永らく週報を刊行しており、戦中・戦後の混乱期に中断していましたが、この伝統を受け継いで、昭和33年1月企業分析等を掲載する『証券展望』を創刊しました。現在もマクロの市場動向と個別銘柄の情報提供を目的としてキムラ経済研究所より毎月編集・発行されています。キムラレポートは昭和59年より地元企業の訪問など中心にまとめられた調査レポートで、投資家の皆様方への情報提供を目的として逐次発行しています。
尚、証券展望・キムラレポートは当社営業網の本支店にお電話、又はご来店により請求できますのでご利用ください。

オークマ (2018年7月版)

【6103】オークマ

本社所在地 〒480-0193 愛知県丹羽郡大口町下小口5−25−1
設立 1918年7月15日
ホームページ https://www.okuma.co.jp/

2018年3月期

資本金(連結) 18,000百万円
自己資本比率 65.8%
従業員数(連結) 3,495人
連結事業構成 【連結事業】NC施盤24、マシニングセンタ51、複合加工機21、NC研削盤2、他2【海外】57(2018.3)
株式上場 東証1部,名証1部
売買単位 株価 一株益(連) PER(連) 一株純資産 PBR(連) 一株配当 配当利回
(株) 6/29終値 19/3期(予) 予想 (連)18/3 実績 19/3期(予) 予想
100 5,860 546.0 10.7 4,817 1.22 120.0 2.05%

※1株純利益(予想)・1株純資産(実績)・1株配当金(予想)の各数値は円単位。各表示未満は4捨5入。 (連)・連結決算、(予)・予想の略
1株純利益(赤字&未発表は非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表は非表示)は2018年6月29日時点の会社予想

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展望

第4次産業革命ダイナミズムで追い風
 工作機械大手。2018年3月期の連結売上高は1,821億3,000万円(前期比12.0%増)、営業利益は224億9,300万円(同44.6%増)になっている。工作機械の需要が順調に伸びており、北米市場において自動車や航空機関連など好調な受注が続いている。欧州市場も好調な輸出を背景に自動車や一般機械などの業種で設備投資が拡大、中国市場は電気・精密分野での高水準の需要や自動車・ロボット・建設機械など幅広い業種で需要が急拡大している。日本市場でも自動車や半導体製造装置、ロボット、減速機、建設機械、油圧機器など幅広い産業で積極的な設備投資が進み、売上高拡大に寄与している。

 同期の製品別連結売上高構成比はNC旋盤24.1%、マシニングセンタ50.7%、複合加工機21.3%、NC研削盤1.8%、その他2.1%。同期の海外売上高比率は56.9%(内訳、米国21.3%、その他米州5.2%、欧州14.8%、中国9.8%、その他アジア・パシフィック5.8%)になっている。

 今期も連結売上高2,030億円(前期比11.5%増)、同営業利益265億円(同17.8%増)と続伸の見通しだ。好調の底流には第4次産業革命のダイナミズムがあると推察している。過去の産業革命とその主体となったものは、第一次産業革命・蒸気機関。第二次産業革命・電力、モータ、自動車、印刷機。第三次産業革命・コンピュータになっており、始動しつつある第四次産業革命の主役はIoT、ロボット、AI、自動運転などであろう。第四次産業革命の各国の取り組みはドイツ「インダストリー4.0」、米国「インダストリアル・インターネットコンソーシアム」、中国「中国製造2025」、日本「ソサエティー5.0」(狩猟社会→農耕社会→工業社会→情報社会→超スマート社会・サイバー空間と現実空間融合)になっている。工作機械は、その実現に大きな役割を担う不可欠な産業だと思われる。

 工作機械とは主に金属の不要な部分を削り取って所要の形状に作り上げる機械のことをいう。一般的には「機械を作る機械」とも言われており、設備投資の状況で同社の業績は大きな影響を受けることになる。現在のトランプ政権を発端とする貿易摩擦はマイナス要因になるが、いずれ解決する問題と予想しており、第4次産業革命ダイナミズムで追い風を受ける同社に注目したい。


(北川 彰男)
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