証券展望・キムラレポート

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当社は昭和に入ってから永らく週報を刊行しており、戦中・戦後の混乱期に中断していましたが、この伝統を受け継いで、昭和33年1月企業分析等を掲載する『証券展望』を創刊しました。現在もマクロの市場動向と個別銘柄の情報提供を目的としてキムラ経済研究所より毎月編集・発行されています。キムラレポートは昭和59年より地元企業の訪問など中心にまとめられた調査レポートで、投資家の皆様方への情報提供を目的として逐次発行しています。
尚、証券展望・キムラレポートは当社営業網の本支店にお電話、又はご来店により請求できますのでご利用ください。

日本ガイシ (2017年7月版)

【5333】日本ガイシ

本社所在地 〒467-8530 名古屋市瑞穂区須田町2−56
設立 1919年5月5日
ホームページ http://www.ngk.co.jp/

2017年3月期

資本金(連結) 69,849百万円
自己資本比率 54.9%
従業員数(連結) 17,517人
連結事業構成 【連結事業】電力関連13(-13)、セラミックス61(26)、エレクトロニクス26(5)【海外】72(2017.3)
株式上場 東証1部、名証1部
売買単位 株価 一株益(連) PER(連) 一株純資産 PBR(連) 一株配当 配当利回
(株) 6/30終値 18/3期(予) 予想 (連)17/3 実績 18/3期(予) 予想
100 2,239 139.9 16.0 1,296 1.73 42.0 1.88%

※1株純利益(予想)・1株純資産(実績)・1株配当金(予想)の各数値は円単位。各表示未満は4捨5入。 (連)・連結決算、(予)・予想の略
1株純利益(赤字&未発表は非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表は非表示)は2017年6月30日時点の会社予想

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展望

GPFなど環境関連製品の伸びに期待
 名古屋市瑞穂区に本社を置く環境関連製品などで強みを持つグローバル企業。2017年3月期の部門別連結営業利益構成比(調整額除く)は電力関連事業(がいし、電力貯蔵用NAS電池等)マイナス10.5%、セラミックス事業(自動車用セラミックス製品等)102.2%、エレクトロニクス事業(半導体製造装置用セラミックス製品、電子部品、ベリリウム銅製品等)8.3%。同期の地域別売上高構成比(顧客の所在地を基礎)は日本28.2%、米国21.5%、ドイツ10.3%、欧州(ドイツ除く)11.5%、中国11.2%、アジア(日中除く)12.8%など。18年3月期の会社予想の連結営業利益は670億円(前期比6.0%増)の見通しだ。

 主力となるセラミックス事業の主要製品としては以下のものがある。「ハニセラム」は自動車の排ガス中に含まれる一酸化炭素や窒素酸化物などの有害成分を浄化する触媒担体用セラミックスだ。「DPF」(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)はディーゼルエンジンの排ガス中のPM(粒子状物質)を除去するセラミックフィルターであり、炭化ケイ素製とコージェライト製の2種類を生産している。ハニカム(ハチの巣)構造の穴の出入口を交互にふさぐことで、セラミックスの薄壁をフィルターとして使用し、排ガス中のPMを捕集する。炭化ケイ素製はコージェライト製よりさらに耐熱性に優れるため、主に使用条件の厳しい乗用車に使われている。「NOxセンサー」は排気ガス中の有害成分であるNOx(窒素酸化物)の量を計測する装置だ。

 今後、大きく伸びる可能性があるのは「GPF」(ガソリン・パティキュレート・フィルター)であろう。GPFはガソリンエンジンの排ガス中のPMを除去するセラミックフィルターであり、素材には軽量で耐熱衝撃性に優れるコージェライトを使用している。世界で最も厳しい欧州の環境基準となる「ユーロ6」が今年9月から一層、強化される予定になっており、ディーゼル車が中心であったPM規制はガソリン車にも徐々に適用される見通しだ。中国、インドなどでは大気汚染が深刻であり、PM規制が大幅に強化される可能性が高いことから、GPFへの需要は飛躍的に拡大することが予想される。GPFなど有力な環境関連製品を有する同社の成長性に注目したい。


(北川 彰男)
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