証券展望・キムラレポート

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ご案内

当社は昭和に入ってから永らく週報を刊行しており、戦中・戦後の混乱期に中断していましたが、この伝統を受け継いで、昭和33年1月企業分析等を掲載する『証券展望』を創刊しました。現在もマクロの市場動向と個別銘柄の情報提供を目的としてキムラ経済研究所より毎月編集・発行されています。キムラレポートは昭和59年より地元企業の訪問など中心にまとめられた調査レポートで、投資家の皆様方への情報提供を目的として逐次発行しています。
尚、証券展望・キムラレポートは当社営業網の本支店にお電話、又はご来店により請求できますのでご利用ください。

ジャパンマテリアル (2020年12月版)

【6055】ジャパンマテリアル

本社所在地 〒510-1311 三重県三重郡菰野町永井3098−22
設立 1999年12月3日
ホームページ https://www.j-materials.jp/

2020年3月期

資本金(連結) 1,317百万円
自己資本比率 78.0%
従業員数(連結) 1,065人
連結事業構成 【連結事業】エレクトロニクス関連95(26)、グラフィックスソリューション4(22)、太陽光発電1(37)【海外】8(2020.3)
株式上場 東証1部、名証1部
株価 一株益(連) PER(連) 一株純資産 PBR(連) 一株配当 配当利回 年初来高値 年初来安値
11/30終値 21/3期(予) 予想 (連)20/3 実績 21/3期(予) 予想
1,451 56.5 25.7 264 5.49 15.0 1.03% 1,923 1,023

※1株純利益(予想)・1株配当金(予想)は会社側未発表のため非表示。各表示未満は4捨5入。 (連)・連結決算、(予)・予想の略

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展望

先端工場のライフラインを支える
 鈴鹿山脈御在所岳の麓、菰野町に本社を置く同社は、1997年に設立、11年に東証・名証2部に上場、13年に1部に昇格した。

 同社は、半導体・液晶工場のライフラインを支える技術者集団である。半導体や液晶の生産工程に不可欠なガス・超純水・薬品・電力・空調等の供給管理サービスを展開、顧客の特殊設備を適切・安全に利用できるよう稼働・維持管理サービスを一貫して請け負う。また、グラフィックボード類の国内電子・電機機器メーカーへの企画・販売も行っている。

 エレクトロニクス関連では、半導体及び液晶関連工場向け特殊ガスを中心に、超純水・薬品等の供給等のインフラ事業や、特殊ガス販売、配管の設計施工、装置の製造及びメンテナンス、管理業務と、一貫して行う「TGM(トータルガスマネジメント)」を提供するのが同社の特徴である。その他、真空ポンプのメンテナンスサービス・中古販売、各種薬品の管理・運搬等を行うTCM(トータルケミカルマネジメント)や、超純水プラント運転管理請負業務及びメンテナンスの技術サービスを行うTWM(トータルウォーターマネジメント)も展開する。

 グラフィックス関連では、グラフィックボード・I/Oボード等のパソコン部品、デジタルサイネージ機器、放送・映像分野の応用システムの輸入販売、用途開発、保守サポートを手がけ、3次元CADデータの変換・高精度計測・図面化等を実現するツールの開発・販売等も行っている。

 20年第二四半期部門別売上高構成比は、エレクトロニクス関連96.0%、グラフィックスソリューション3.3%、太陽光発電0.7%であった。

 主力のエレクトロニクス関連は、顧客の半導体工場の生産拡大で、オペレーション部門(特殊ガス販売管理、技術サービス等)、メンテナンス部門が堅調に推移した。今後は、既存事業の拡大を中心に、トータルファシリティマネジメント(TFM)や装置メンテナンスサービスでシェア拡大を目指す。

 同社は、21年中の竣工予定で本社工場隣に、半導体製造装置のメンテナンス工場を新設、工場規模を拡大し、大手顧客の半導体需要増加に備える。

 同社の特殊ガスを主軸としたトータルマネジメント事業の拡大に注目したい。


(戸谷 慈伸)
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