証券展望・キムラレポート

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ご案内

当社は昭和に入ってから永らく週報を刊行しており、戦中・戦後の混乱期に中断していましたが、この伝統を受け継いで、昭和33年1月企業分析等を掲載する『証券展望』を創刊しました。現在もマクロの市場動向と個別銘柄の情報提供を目的としてキムラ経済研究所より毎月編集・発行されています。キムラレポートは昭和59年より地元企業の訪問など中心にまとめられた調査レポートで、投資家の皆様方への情報提供を目的として逐次発行しています。
尚、証券展望・キムラレポートは当社営業網の本支店にお電話、又はご来店により請求できますのでご利用ください。

オークマ (2021年9月版)

【6103】オークマ

本社所在地 〒480-0193 愛知県丹羽郡大口町下小口5−25−1
設立 1918年7月15日
ホームページ https://www.okuma.co.jp/

2021年3月期

資本金(連結) 18,000百万円
自己資本比率 76.9%
従業員数(連結) 3,802人
連結事業構成 【連結事業】NC旋盤20、マシニングセンタ53、複合加工機22、NC研削盤2、他3【海外】60(2021.3)
株式上場 東証1部,名証1部
株価 一株益(連) PER(連) 一株純資産 PBR(連) 一株配当 配当利回 年初来高値 年初来安値
8/31終値 22/3期(予) 予想 (連)21/3 実績 22/3期(予) 予想
5,270 237.6 22.2 5,439 0.97 70.0 1.33% 6,860 4,935

※1株益、1株純資産、1株配当金は円単位。各表示未満は4捨5入。(連)連結決算、(予)予想の略。
※1株純利益(赤字&未発表・非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表・非表示)は2021年8月31日時点の会社予想。

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展望

「総合ものづくりサービス」を展開
 愛知県大口町に本社を置く同社は、120年以上の歴史を持つ大手総合工作機械メーカーである。1898年に創業、04年工作機械製造を開始し、戦後49年に東京・名古屋証券取引所一部に上場した。63年、半導体メモリが製品化される以前に絶対位置検出方式のNC(数値制御)装置を開発し、72年CNC(コンピュータ数値制御)を開発、同社のNC機を全てCNC装置付きにした。以来、「機電情知」融合を強みとして、工作機械を自律的判断で最適加工に導くスマートな工作機械づくりをめざしている。

 同社の強みは、工作機械の高いポテンシャルを最大限引き出すためのNC装置だけではなく、さまざまなユニットを全て自社開発し、高性能で調和のとれた制御を実現、機械の品質・精度を支えるコンポーネントシステムにある。

 同社の戦略は、培った技術による自動化・無人化、工程集約、デジタル化への活用と、機械、制御、加工技術、システム構築などエンジニアリング全般にわたる「総合ものづくりサービス」の展開である。具体的には営業面で、内外展示会への積極的出店や、デジタル技術を活用し、リアルとバーチャルの両面で顧客との接点を強化する。技術面では、独自のAI・知能化技術を搭載した開発を加速し、環境配慮型製品の拡充を推進する。そして製造面では、生産工程の革新と生産効率向上に努め、本社、可児工場の再開発を実施している。また海外では台湾法人の生産能力および、エンジニアリング力の強化を継続する。

 自律的に最適加工を行うスマートマシンの提供をはじめ、ものづくりプロセス全体を支援する最高の「総合ものづくりサービス」を目指す同社に注目したい。

(戸谷 慈伸)
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