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(株)デンソー (2024年2月版)

【6902】(株)デンソー

 

本社所在地 〒503-8603 岐阜県大垣市久徳町100
設立 1938年4月19日
ホームページ https://www.pacific-ind.co.jp/

2023年3月期

資本金(連結) 7,316百万円
自己資本比率 53.37%
従業員数(連結) 4,811人
連結事業構成 【連結事業】プレス・樹脂製品72(4)、バルブ製品28(8)、他0(3)【海外】64(2023.3)
株式上場 東証プライム,名証プレミア
株価 一株益(連) PER(連) 一株純資産 PBR(連) 一株配当 配当利回 年初来高値 年初来安値
1/31終値 24/3期(予) 予想 (連)23/3 実績 24/3期(予) 予想
1,445.0 179.1 8.1 2,309 0.63 44.0 3.04% 1,565 980

※1株益、1株純資産、1株配当金は円単位。各表示未満は4捨5入。(連)連結決算、(予)予想の略。
※1株純利益(赤字&未発表・非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表・非表示)は、2024年1月31日時点の会社予想

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展望

国内最大の自動車部品メーカー
 刈谷市に本社を置く同社は、国内最大の自動車部品メーカー。1949年トヨタ自動車から分離独立、96年現社名に変更した。米国を皮切りに早くから海外に進出、生産だけでなく研究・開発拠点も展開し、世界2位の売上規模を誇る。2023年3月現在、35の国と地域に拠点を持ち、海外売上比率56.0%、連結売上収益6.4兆円、従業員16.5万人、特許保有件数4.1万件を誇る。また、フィンテックに欠かせない、データ読み取りや店頭決済に利用されるQRコードは、同社の開発である。

 23年4-9月期事業別売上収益構成比(製品別)は、モビリティエレクトロニクス26.6%、サーマルシステム24.2%、パワートレインシステム21.5%、エレクトリフィケーションシステム17.3%、先進デバイス5.9%、その他自動車1.8%、非車載事業2.7%。得意先別は、トヨタグループ52.3%、ホンダ6.2%、ステランティス3.8%、SUBARU3.2%、フォード3.0%、GM2.4%、スズキ2.2%、現代・起亜1.7%、マツダ1.7%、日産1.6%、いすゞ1.3%、その他10.8%、市販・非車載事業他9.7%。

 同期の地域別売上収益構成比(その他、消去又は全社除く)は、日本48.3%、北米20.0%、欧州8.7%、アジア22.8%。円安を背景にしながら、日本、北米を中心に車両生産が大きく回復、注力領域製品の拡販も好調で増収増益となった。通期の売上も修正し、初の7兆円台をめざす (前提レート1㌦=140.5円)。

 主力事業のモビリティエレクトロニクスは、自動車全般のコックピット、コネクティッド製品の開発・製造、各種センサーまで自動車すべてのエレクトロニクスに携わる。サーマルシステムは、エアコン、ラジエーター、コンデンサーなどの開発・製造。パワートレインシステムは、燃料系駆動関連製品の開発・製造。エレクトリフィケーションシステムは、HV、EVの駆動・電源システムをはじめ、パワーステアリング、ブレーキシステム、ワイパー、パワーウィンドウなどの小型モーターシステム製品の開発・製造を行う。

 同社は、経験と知見を活かして先端技術開発と生産体制強化をめざす。子会社での先端技術開発だけでなく、国産化に向け設立された「ラピダス」への出資や、2nm以下の次世代半導体の開発も進める。生産・供給面では、TSMC子会社への出資や連携強化などで、安定した調達・供給体制をめざす。

 中期計画2025年度目標として、営業利益率とROEの10%超、連続過去最高益をめざす同社に注目したい。

(戸谷 慈伸)

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