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(株)ノリタケカンパニーリミテド (2022年5月版)

【5331】(株)ノリタケカンパニーリミテド

本社所在地 〒451-8501 名古屋市西区則武新町3−1−36
設立 1917年7月25日
ホームページ https://www.noritake.co.jp/

2021年3月期

資本金(連結) 15,632百万円
自己資本比率 71.6%
従業員数(連結) 5,033人
連結事業構成 【連結事業】工業機材47(-2)、セラミック・マテリアル31(9)、エンジニアリング17(10)、食器5(-24)【海外】40(2021.3)
株式上場
東証プライム,名証プレミア
株価 一株益(連) PER(連) 一株純資産 PBR(連) 一株配当 配当利回 年初来高値 年初来安値
4/28終値 22/3期(予) 予想 (連)21/3 実績 22/3期(予) 予想
4,130 588.9 7.0 7,685 0.54 140.0 3.39% 5,040 3,915

※1株益、1株純資産、1株配当金は円単位。各表示未満は4捨5入。(連)連結決算、(予)予想の略。
※1株純利益(赤字&未発表・非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表・非表示)は2022年4月28日時点の会社予想。

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展望

セラミックスで価値を創造
 名古屋市西区に本社を置く同社は、1904年洋食器製造を目的に創立された。10年後「ノリタケチャイナ」の名で海外輸出を開始、世界のブランドとして発展した。その後、幅広い分野に製品と技術を提供する企業へ成長し、81年に現在の社名に改めた。同社の歩みは、現在のTOTO、日本ガイシ、日本特殊陶業の成り立ちにも関係する。同社はセラミックス技術を核に、4つの事業で食卓から基幹産業、エネルギーや先端技術産業まで、幅広く製品や技術を提供している。

 同社の21年4-12月期事業別売上高構成比は、工業機材45.4%、セラミック・マテリアル32.6%、エンジニアリング17.5%、食器4.5%であった。工業機材事業は、国内最大の研削・研磨工具メーカーとして自動車、鉄鋼など基幹産業を支え、成長分野に向けたダイヤモンド工具などの開発に注力する。セラミック・マテリアル事業では、コア技術であるセラミックスの原料精製、成形、印刷技術を応用し、幅広い製品を開発。積層セラミックコンデンサ等に使用される電子ペーストや、自動車、LED照明の厚膜回路基板、表示デバイスの蛍光表示管、ジェットエンジンの部品製造に用いるセラミック中子など、高品質で特長ある製品を生み出す。エンジニアリング事業では、加熱、焼成、混合、濾過、切断の技術で、加熱装置をはじめ、化学、医療、食品分野の原料混合装置、研削研磨加工の濾過装置や銅材の切断機など、顧客の製造ソリューションを提案する。食器事業では、確かな品質とデザインで日本を代表する陶磁器メーカーとして、最高の品質と品格を備えた食器の提供をめざしている。

 同社は12次中期経営計画を策定し、向こう3年間を「収益基盤の強化と成長領域への仕込み」と位置付けた。事業戦略として、工業機材ではオーダーメイドと汎用品を再編し、効率的な事業体制の構築を進める。セラミック・マテリアルでは、事業の再構築を図り、電子ペーストや積層セラミックコンデンサ用材料の製品拡張と、生産能力増強でシェア拡大と新商品開発をめざす。またエンジニアリングでは、既存分野の拡販とアフターサービスを強化し、自動車分野の電動化対応や新分野への参入で市場開拓、新用途・新商品の開発強化をめざす。

 セラミックス技術で新たな価値の創造をめざす、同社に注目したい。

(戸谷 慈伸)

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