証券展望・キムラレポート

ホーム証券展望・キムラレポート過去レポート一覧 | 2020年2月版

(株)ノリタケカンパニーリミテド (2020年2月版)

【5331】(株)ノリタケカンパニーリミテド

本社所在地 〒451-8501 名古屋市西区則武新町3−1−36
設立 1917年7月25日
ホームページ https://www.noritake.co.jp/

2019年3月期

資本金(連結) 15,632百万円
自己資本比率 68.4%
従業員数(連結) 5,192人
連結事業構成 【連結事業】工業機材50(4)、セラミック・マテリアル28(11)、エンジニアリング15(12)、食器7(-9)【海外】39(2019.3)
株式上場 東証1部,名証1部
株価 一株益(連) PER(連) 一株純資産 PBR(連) 一株配当 配当利回 年初来高値 年初来安値
1/31終値 20/3期(予) 予想 (連)19/3 実績 20/3期(予) 予想
4,395 312.3 14.1 7,220 0.61 100.0 2.28% 5,660 3,685

※1株純利益(予想)・1株純資産(実績)・1株配当金(予想)の各数値は円単位。各表示未満は4捨5入。 (連)・連結決算、(予)・予想の略

PAGE TOP

展望

セラミックス技術で最高の品質とサービスの提供を目指す
 同社は、1904年に洋食器製造を目的に創業された森村グループの中心的存在。世界的高級陶磁器の食器は有名だが、研削砥石のトップメーカーであり、セラミックス技術を核に応用・発展させた4つの事業を展開している。

 事業部門は、研削砥石やダイヤモンド工具の工業機材、セラミックス原材料を供給するセラミック・マテリアル、製造設備・技術を開発・提案するエンジニアリング、食卓を演出する食器の4部門。

 19年4-9月期事業別売上高構成比は、工業機材48.0%、セラミック・マテリアル25.9%、エンジニアリング19.8%、食器6.3%であった。

 工業機材は、研削砥石、ダイヤモンド・CBN(立方晶窒化ホウ素)工具、研磨布紙などを製造する国内最大の研削・研磨工具のメーカーであり、世界トップクラスとして、自動車、鉄鋼、ベアリングなどの産業を支えている。

 セラミック・マテリアルは、セラミックスに関する原料精製、成形、印刷などのコア技術を応用し、MLCC(積層セラミックコンデンサー)など電子部品に使われる「電子ペースト」や、自動車やLED照明、医療機器用の「厚膜回路基板」、表示デバイス「蛍光表示管」、ジェットエンジンの部品製造に使用する「セラミック中子」など、高品質で特長的な製品で貢献している。

 エンジニアリングは、同社が持つ「加熱」「焼成」「混合」「濾過」「切断」の技術を利用した、各種のエンジニアリング装置を扱う。自動車、電子部品、エネルギー関連業界向け加熱装置や、化学、医療、食品分野の原料混合装置、研削研磨加工工程の濾過装置や銅材の切断機などで貢献。

 食器は長い歴史を持ち、 家庭用またはホテルやレストラン、機内食など業務用などで利用され、日本を代表するクオリティを誇る。

 同社は、昨年より①成長性と収益の向上、②投資(M&A、設備、開発)の加速、③ESG (環境・社会・企業統治)への取り組みを課題とし、3年間の中期経営計画をスタートした。設備投資を大幅に増額、5G時代を見据えてMLCCなどの材料、ペーストの生産能力増強や、リチウムイオン電池の電極製造の焼成炉の伸長に注力してゆく。

 セラミックスで培った技術を進化させ、高品質の新製品・新技術の開発に注力する同社に注目したい。


(戸谷 慈伸)

PAGE TOP

  • 日本証券協会特設サイトNISA(ニーサ)
  • 未公開株・社債等をかたった詐欺にご用心!
  • 証券取引等監視委員会 情報提供窓口
  • 東証マネ部
  • 投資の日
木村証券株式会社

※「顔の見える証券会社」は木村証券株式会社により商標登録(【商標登録番号】 第4638528号 )されています。
金融商品取引業者 登録番号:東海財務局長(金商)第6号 加入協会:日本証券業協会