ホーム > 証券展望・キムラレポート > 過去レポート一覧 | 2014年7月版
				
				
																			キムラレポート (2014年7月版)
								
									
																	
										
2014年3月期
| 資本金(単独) | 
4,104百万円 | 
| 株主資本比率 | 
62.2% | 
| 従業員数(単独) | 
1,946人 | 
| 連結事業構成 | 
【連結事業】通信建設79(6)、情報サービス21(4)(2014.3) | 
| 株式上場 | 
名証1部 | 
 
| 売買単位 | 
株価 | 
一株益(連) | 
PER(連) | 
一株純資産 | 
PBR(連) | 
一株配当 | 
配当利回 | 
| (株) | 
6/30終値 | 
15/3期(予) | 
予想 | 
(連)14/3期 | 
実績 | 
15/3期(予) | 
予想 | 
| 100 | 
448 | 
70.6 | 
6.4 | 
1,111 | 
0.40 | 
14.0 | 
3.13% | 
 
※1株益は15/3期予想、1株純資産は14/3期実績、1株配当金は15/3期予想、各数値は円単位。各表示未満は4捨5入。 (連)・連結決算、(予)・予想の略
1株純利益(赤字・未発表非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表非表示)は14年6月30日時点の会社予想
									 							
								 
								PAGE TOP
								展望
								
								- 通信分野や情報サービス事業で展開力
 
								-  名古屋証券取引所第1部に上場する。NTT西日本を中心に通信ケーブル設備、宅内装置などの工事の設計、施工、保守や携帯電話事業者からの携帯電話基地局などのモバイル設備の設計、施工、保守を手掛けており、情報サービス事業(売上高比率で業界首位)の開拓などを推進している。。
 2014年3月期の連結売上高構成比は、NTT通信設備工事34%、移動通信設備工事26%、一般設備工事19%、情報サービス事業21%(一般企業・官公庁向け)。NTT通信設備工事の全体の売上高に占める比率は98年度の54%から34%まで低下しており、NTT関連以外の分野が着実に拡大している状況だ。 
 同社は技術者の育成に注力しており、今年3月末時点で光技術者エキスパート・726名、AV情報家電資格者・64名、ネットワーク系認定技術者・185名、ITプランニングセールス系資格者・103名を有している。また、37名の女性技術者(設計、施工、工事長補佐)が活躍しており、全国光通信工事技能競技会にも出場している。
 事業環境ではNTT西日本がフレッツ光を積極展開しており、13年度で786万契約、14年度は826万契約を目標にしている。NTTは早期の900万契約達成を目指しており、同社の光回線工事は安定して推移すると思われる。携帯市場はスマートフォンの普及などで一層の高速化、大容量化が求められている。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの設備投資計画も高水準の予想であり、移動通信工事も堅調の見通しだ。
 昨年6月には日立電線より移動体基地局工事部門を事業譲受しており、今年4月には東京支店を支社に格上げしている。移動通信設備工事の拡大や東京五輪に対応したソリューション事業の展開などを推進する方針だ。連結子会社のフューチャーインを中心とした情報サービス事業の13年度の売上高・営業利益は過去最高を更新している。公営企業向けの会計システムや水道事業の業務受託などを推進しており、今後の展開力が期待される。
(北川 彰男) 
	
																	
								
					
						
					
					
				 
				
				
				
				
			 
			
			COPYRIGHT © KIMURA SECURITIES CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.