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CKD (2021年11月版)

【6407】CKD

本社所在地 〒485-8551 愛知県小牧市応時2−250
設立 1943年4月2日
ホームページ https://www.ckd.co.jp/

2021年3月期

資本金(連結) 11,016百万円
自己資本比率 63.8%
従業員数(連結) 4,591人
連結事業構成 【連結事業】自動機械13(12)、機器87(11)【海外】29(2021.3)
株式上場 東証1部,名証1部
株価 一株益(連) PER(連) 一株純資産 PBR(連) 一株配当 配当利回 年初来高値 年初来安値
10/29終値 22/3期(予) 予想 (連)21/3 実績 22/3期(予) 予想
2,249 150.1 15.0 1,463 1.54 35.0 1.56% 2,698 2,027

※1株益、1株純資産、1株配当金は円単位。各表示未満は4捨5入。(連)連結決算、(予)予想の略。
※1株純利益(赤字&未発表・非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表・非表示)は2021年10月29日時点の会社予想。

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展望

世界のトータルサプライヤーを目指す
 同社は、大戦中に航空機電装部品の製造で設立された。戦後に中京電機株式会社と改称、真空管や蛍光灯の製造装置や自動機械装置の製造・販売をスタートした。61年小牧市に新工場設立とともに移転、翌年名証に上場した。79年、現在のCKDに社名変更するとともに東証に上場、現在は空気圧機器・流体制御機器などのFA機器も手掛けている。

 21/4-6月期事業別売上高構成比(調整額除く)は、自動機械部門9.8%、機器部門90.2%であった。同社の強みは、長年の技術による50万アイテム超の商品群で、各分野向けに幅広くモノづくりを支えている。自動機械装置では、独自の画像検査システムを搭載、医薬品の包装検査や、3D画像によるプリント基板のはんだ印刷検査など、正確な検出機能で品質向上や、工程無人化に貢献している。医薬品・食品向けでは、様々な形状の容器フィルム成形を可能にし、成形から打ち抜きまで一貫工程で衛生的に商品を包装する。ガラス加工も車載用や特殊ランプなど、質の高い加工を実施、機械制御技術も、リチウム電池の電極巻回や、フィルム包装のシステム同期など、高速・高精度で自動化を推進している。

 同社は、電動とエアによる制御技術によって顧客ニーズに合う自動化に対応している。コア技術である流体制御技術を駆使し、半導体製造装置向け、食品製造、屋外環境、二次電池製造、溶接、各種製造工程など、多様化する使用環境に応じる。また同時に顧客満足のため、国内外各地に拠点ネットワークとサポート体制を構築している。

 現在の中期計画では、「国内No.1商品のグローバル拡大」、「新事業と市場に挑戦」、「事業基盤強化」を基本方針に掲げている。グローバル拡大では、中国市場での薬品包装機拡大をめざし、専用機の開発と中国工場の新生産棟を建設した。東北工場も本格稼働し、流体制御機器を世界に向け展開、米国ではテクニカルセンターを強化し、顧客向け商品企画と開発を促進する。新事業では、電動事業に注力している。蓄積したノウハウを活用し、関連会社との開発・販売シナジー効果を強化する。基盤強化では、中国や米国に現地主導の開発機能を強化し、インドやイタリアでの現地生産も開始している。

 今後、世界のトータルサプライヤーを目指す同社に注目したい。

(戸谷 慈伸)

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