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キムラレポート (2016年12月版)

【5386】鶴弥

本社所在地 〒475-8528 愛知県半田市州の崎町2−12
設立 1968年2月1日
ホームページ http://www.try110.com/

2016年3月期

資本金 2,144百万円
自己資本比率 63.7%
従業員数 437人
連結事業構成 【単独事業】J形瓦25、F形瓦58、M形瓦6、商品他8、工事3(2016.3)
株式上場 東証2部、名証2部
売買単位 株価 一株益(連) PER(連) 一株純資産 PBR(連) 一株配当 配当利回
(株) 11/30終値 17/3期(予) 予想 (連)16/3 実績 17/3期(予) 予想
100 451 70.9 6.4 1,429 0.32 15.0 3.33%

※1株益は17/3期予想、1株純資産は16/3期実績、1株配当金は17/3期予想、各数値は円単位。各表示未満は4捨5入。 (連)・連結決算、(予)・予想の略
1株純利益(赤字&未発表は非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表は非表示)は2016年11月30日時点の会社予想

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展望

陶板壁材など多様な商品を展開
 愛知県半田市に本社を置く瓦業界のリーディングカンパニー。1994年8月に名古屋証券取引所第2部、02年4月に東京証券取引所第2部に上場している。新築住宅における屋根材の使用比率(14年)は粘土瓦(天然の粘土を原料とした焼き物の瓦)43.5%、化粧スレート系(セメントや天然岩を原料とする薄い屋根材)26.2%、その他(金属など)30.3%と推計されている。

 粘土瓦の3大産地別シェア(16年3月期)は三州瓦(愛知県)76.8%、石州瓦(島根県)13.8%、淡路瓦(兵庫県)9.4%。同社の販売シェア(同、カッコ内は06年3月期)は三州産地内シェア29.4%(22.6%)、3大産地内シェアは22.6%(15.9%)になっており、同社は粘土瓦業界首位の企業として着実にシェアを伸ばしているといえる。

 瓦業界は人口減による新設住宅着工戸数の長期的な減少という構造的な問題を抱えており、同社は現状を打破するために多品種少量生産に向いた連続焼成炉ローラーハースキルンを12年10月に取得しており、新たな生産技術の習得や新製品開発に取組んでいる。同焼成炉を活用して生み出された陶板壁材(とうばんかべざい)は瓦と全く同じ材質のもので、住宅市場向けの外壁材や内壁材として使用することを目指している商品だ。

 粘土瓦の特徴は原料である粘土を1130度という高温で焼成することによる耐久性、焼き物特有の落ち着いた風合い、高級感のある質感による意匠性、断熱性などであり、中空形状による軽量化で施工性を高めた新商品として陶板壁材「スーパートライWallシリーズ」を15年10月より発売している。戸建て住宅市場において、屋根材より壁材のほうが約2倍の市場規模があり、同商品の今後の伸びに期待したい。

 このほか、昨年7月、高い遮熱性能を有し、居室への熱の侵入や屋根下地材の熱劣化を抑制する事で、「住宅の省エネルギー化及び長寿命化」、「住まいの快適性」を追求する高機能エコ瓦「ヒート・ディフェンス」を発売している。また、今年2月にカラーオーダーシステム「MY COLOR KAWARA」を発売している。同製品は通常製品(粘土瓦)に対し、顧客の要望に応じた自由なカラーを案件ごとに対応するサービスだ。陶板壁材など多様な商品を展開する同社に注目したい。


(北川 彰男)

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