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																			キムラレポート (2015年11月版)
								
									
																	
										
2015年3月期
| 資本金(単独) | 
187,457百万円 | 
| 自己資本比率 | 
63.5% | 
| 従業員数(連結) | 
148,658人 | 
| 連結事業構成 | 
【連結事業】自動車部品等・日本43(8)、同・北米22(4)、同・欧州12(3)、同・豪亜22(7)、他2(0)【海外】58(2015.3) | 
| 株式上場 | 
東証1部,名証1部 | 
 
| 売買単位 | 
株価 | 
一株益(連) | 
PER(連) | 
一株純資産 | 
PBR(連) | 
一株配当 | 
配当利回 | 
| (株) | 
10/30終値 | 
16/3期(予) | 
予想 | 
(連)15/3 | 
実績 | 
16/3期(予) | 
予想 | 
| 100 | 
5,662 | 
326.9 | 
17.3 | 
4,172 | 
1.36 | 
120.0 | 
2.12% | 
 
※1株益は16/3期予想、1株純資産は15/3期実績、1株配当金は16/3期予想、各数値は円単位。各表示未満は4捨5入。 (連)・連結決算、(予)・予想の略
1株純利益(赤字&未発表は非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表は非表示)は2015年10月30日時点の会社予想
									 							
								 
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								展望
								
								- 環境、安心・安全の分野で高技術
 
								-  世界シェア首位製品を多数保有する世界有数の自動車部品メーカー。2015年4~6月期連結売上高の得意先別構成比はトヨタグループ44.3%(内訳、トヨタ自動車41.1%、ダイハツ2.0%、日野自動車1.2%)、トヨタグループ外(OEM)44.8%(内訳、ホンダ7.9%、フィアット&クライスラー5.3%、現代&起亜3.5%、GM3.3%、フォード3.2%、マツダ2.5%、スズキ2.4%、VW&AUDI1.9%、富士重工1.8%、日産自動車1.5%、いすゞ1.1%、三菱自動車1.0%、BMW1.0%など)、市販&新事業他10.9%。
 同期の製品別売上構成比は自動車分野計98.6%(内訳、パワトレイン機器35.9%、熱機器28.9%、情報安全14.6%、電子機器8.3%、モータ6.9%、空調冷熱2.9%、その他1.1%)、新事業分野計1.4%(内訳、産業&生活関連機器1.1%、その他0.3%)。
 製品分野別の主な製品は以下のようになっている。「パワトレイン機器」、ガソリン・ディーゼルエンジンの制御システムと関連製品、ハイブリッド車および電気自動車用製品、駆動系製品、電源供給・始動システム製品。「熱機器」、自動車・バス用エアコンシステム、空気清浄機などの空調関係製品、ラジエータなどの冷却用製品。「情報安全」、カーナビゲーションシステム、ETCなどのITS製品、エアバッグ用センサ・コンピュータなどの走行安全関係製品。
 「電子機器」、半導体センサ、ICなどのマイクロエレクトロニクスデバイス、エンジン制御コンピュータなどのエレクトロニクス製品。「モータ」、ワイパシステム、パワーステアリング、エンジン制御向け。「産業機器」、ICカードなどの自動認識関連機器、産業用ロボットなどのFA機器。「生活関連機器」、自然冷媒ヒートポンプ式給湯機、ホーム・エネルギー・マネジメント・システム。
 世界初の量産燃料電池車であるトヨタ自動車のMIRAIに同社の約70製品が搭載されている。また、車両前方の障害物を検知し、衝突回避や被害軽減を支援するとともに先行車と一定の車間距離を保ちながら追従走行できる「ミリ波レーダ」と「画像センサ」を開発しており、今後の展開が期待される。環境、安心・安全の分野で高技術を有する同社に注目したい。
(北川 彰男) 
	
																	
								
					
						
					
					
				 
				
				
				
				
			 
			
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