NGK (2026年8月版)
| 本社所在地 | 〒467-8530 名古屋市瑞穂区須田町2-56 |
|---|---|
| 設立 | 1919年5月5日 |
| ホームページ | https://www.ngk.co.jp/ |
2026年3月期
| 資本金(連結) | 70,064百万円 |
|---|---|
| 自己資本比率 | 65.03% |
| 従業員数(連結) | 19,869人 |
| 連結事業構成 | 【連結事業】 エンバイロメント60(17) 、デジタルソサエティ31(14) 、エネルギー&インダストリー10(-2) 【海外】 78(2026.3) |
| 株式上場 | 東証プライム,名証プレミア |
| 株価 | 一株益(連) | PER(連) | 一株純資産 | PBR(連) | 一株配当 | 配当利回 | 年初来高値 | 年初来安値 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 7/31終値 | 27/3期(予) | 予想 | (連)26/3期 | 実績 | 27/03期(予) | 予想 | ||
| 5,594 | 290.7 | 19.2 | 2,811 | 1.99 | 106.0 | 1.89% | 7894 | 1983.5 |
※1株益、1株純資産、1株配当金は円単位。各表示未満は4捨5入。(連)連結決算、(予)予想の略。
※1株純利益(赤字&未発表・非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表・非表示)は、2026年7月31日時点の会社予想。
展望
- 事業構成転換で次のステージへ
- 名古屋市が本社の同社は、独自のセラミック技術を生かした自動車排ガス浄化装置をはじめ、各種産業用や電子機器用、特殊金属やガイシ・電力関連製品の製造販売を手掛ける。1919年森村グループの現ノリタケからガイシ部門が独立、49年株式上場した。65年米国に進出後、セラミック技術の研究を重ね、70年代には電子工業用や自動車用製品を開発、90年代に入り世界的に事業を拡大した。今年春には、中核事業の交代とグローバル展開を理由に日本ガイシから、NGKに社名変更した。
同社の主力事業であるエンバイロメントは、自動車排ガス浄化用触媒担体のハニセラムや、エンジン排ガス用NOxセンサーなど、自動車や産業分野に向け排ガス浄化製品や省エネ機器の開発・提供を行う。デジタルソサエティは、複合ウエハーをはじめ、半導体製造装置用セラミックスや電子デバイスなどの多様な製品を提供。エネルギー&インダストリーは、配電供給に欠かせないガイシなどの製品を提供する。
26年4-6月期事業別売上高構成比(外部向け、調整額除く)は、エンバイロメント(自動車排ガス浄化用部品44.4%、センサー10.8%、産業機器関連2.7%)、デジタルソサエティ(半導体製造装置用製品22.3%、電子部品7.2%、金属4.6%)。エネルギー&インダストリー(エナジープラント1.0%、がいし7.0%)。同じく地域別では、日本19.1%、北米23.0%、欧州22.5%、アジア33.8%、その他1.6%だった。
前期は、とりわけ半導体製造装置用製品が、AI用途向けに先端半導体需要の拡大が牽引し、大幅な増収増益となった。引き続き今期も、同部門の好調を予想しており、過去最高益を更新する見通しである。
同社は今年、2035年を中間目標に長期経営計画を策定した。内燃機関向け事業を柱に、デジタル社会関連事業を成長ドライバーと考え、事業構成の転換を推進する。実現に向け、成長と収益の両立を軸とした5つの変革に取組む。半導体製造装置・電子デバイス事業をけん引役に、資金や人材を重点的に投入し、競争力ある製品で事業拡大をめざす。内燃機関の需要は今後も継続すると見ており、ガソリンセンサーなどの新製品や高機能品で収益を確保する。成長市場である半導体・データセンター領域は、2035年に現在の約3倍の売上規模を目標に置く。
新たな計画と戦略で、事業構成の転換を推進し、飛躍を図る同社の今後に注目したい。
(戸谷慈伸)
























