(株)ミダックホールディングス (2026年2月版)
| 本社所在地 | 〒431-3122 浜松市中央区有玉南町2163 |
|---|---|
| 設立 | 1964年7月13日 |
| ホームページ | https://www.midac.jp/ |
2026年3月期
| 資本金(連結) | 90百万円 |
|---|---|
| 自己資本比率 | 54.10% |
| 従業員数(連結) | 366人 |
| 連結事業構成 | 【連結事業】 廃棄物処分78(56)、収集運搬18(26)、仲介管理1(57)、他2(38)(2025.3) |
| 株式上場 | 東証プライム,名証プレミア |
| 株価 | 一株益(連) | PER(連) | 一株純資産 | PBR(連) | 一株配当 | 配当利回 | 年初来高値 | 年初来安値 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1/30終値 | 26/3期(予) | 予想 | (連)25/3期 | 実績 | 26/03期(予) | 予想 | ||
| 2,001 | 105.9 | 18.9 | 557 | 3.59 | 18.0 | 0.90% | 2,420 | 1,593 |
※1株益、1株純資産、1株配当金は円単位。各表示未満は4捨5入。(連)連結決算、(予)予想の略。
※1株純利益(赤字&未発表・非表示)、1株配当金(通期配当金額、未発表・非表示)は、2026年1月30日時点の会社予想。
展望
- 総合廃棄物処理トップをめざす
- 浜松市が本社の同社は、東海地方を中心とする産業廃棄物処理と管理のエキスパート。1952年創業、64年法人化後に同市の廃棄物処理認可を取得、地元企業約500社の取引先を開拓した。独自の処理施設拡充とともに業容を拡大し、96年環境を象徴する水と大地と空気の頭文字を組み合わせた「(株)ミダック」に社名変更した。2004年持株会社化後は、経営基盤強化と改革を推進し、17年名証、18年東証に上場し、翌年、両市場の1部に昇格した。
25/4-9月期事業別売上高構成比(その他、調整額除く)は、廃棄物処分81.5%、収集運搬16.9%、仲介管理1.6%。廃棄物処分は、最終処分場向け受託量が増加、中間処理も既存取引先の受託量が安定的に推移した。収集運搬は、取引先への価格転嫁を進め、前期並みの売上を確保。仲介管理は、大口案件獲得による協力会社への仲介が好調だった。
中核の廃棄物処分は、自社施設による中間処理と最終処分で構成される廃棄物処理サービスを提供し、多種多様な廃棄物を処理できる体制を構築している。収集運搬は、固形物から廃液まで多様な廃棄物の運搬が可能な各種車両を完備し、清掃業務も行う。仲介管理は、自社以外の業者への顧客紹介サービスを提供し、処理が困難な廃棄物や商圏以外でも適正な処理を提案している。
同社の強みは、同業の多くが収集運搬や中間処理の専業であるのに対し、様々な設備を保有することで、収集から最終処分までを請け負うことが可能な一貫処理体制を構築していることである。そのため排出する側は、処理過程での不適正処理を心配することなく委託することができ、排出される廃棄物も内製化により中間処理コストを削減し、競争力を高める効果を発揮している。また、各工程における多数の許可を保有することで、特定の廃棄物や業種が偏ることのない顧客対応が可能となり、総合廃棄物処理企業としての幅を広げている。
同社は、業界屈指の総合廃棄物処理企業、業界のリーダーを目指す。最終処分場が慢性的に不足するなか、許可取得や環境規制、埋め立て後の維持管理など、多くの障壁に対して同社の持つノウハウの優位性により対応し、最終処分場の長寿命化を実現する。また4月以降の開業予定で、中間処理施設の増強にも注力する。
業界屈指の総合廃棄物処理企業をめざす、同社の今後に注目したい。
(戸谷慈伸)
























