三英傑シリーズ

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三英傑の名を借りた銘柄選択3つの切り口

厳しい経済環境ではじまった21世紀、皆様におかれましては資産運用に対するご関心を日増しにお感じのことと存じます。証券業を営んで120年の木村証券では、今こそ株式投資の重要性を皆様にお伝えしなくてはならないと考えております。一言に株式と申しましても、国内上場・公開企業だけでも3000社以上あり、玉石混淆のなかから見付け出すことは容易なことではございません。
「良い株式を良い顧客に持っていただきたい」という弊社の願いを込め、「三英傑シリーズ」と郷土が生んだ英雄にちなんで株式を幅広く皆様にご提供できればと存じる次第です。
三英傑の名を借りて銘柄選択の切り口を三つに分け、投資スタンスが少しでもわかりやすくなればと考えました。

  • 即断即決、短期で見極める。信長コース

    株式投資にはタイミングが重視されます。株式相場の状況や今後の展開をふまえ、需要やテクニカルを重視しながら機会を捉えた時に原則的に選びます。
    時空を超えて夢とロマンに馳せたアグレッシブ(攻撃的)な信長にちなみました。

  • 中・長期の成長性を見極める。秀吉コース

    投資対象を企業の成長力と位置づけ、収益価値の集約EPS(=一株当たり利益)を基準として、原則的に当数値が今後増大すると予想されるものから選びます。 日吉村の農家から太閤になった成長性にちなみました。

  • 本質価値・安定性を冷静に見極める。家康コース

    投資対象を本質価値に位置づけ、市場時勢によって過小評価されているものを本質価値の集約BPS(=一株当たり純資産)を基準として、原則的に当数値がPBR平均以下のものから選びます。徳川300年の基礎を築いた着実な安定性にちなみました。

「三英傑シリーズ」2020年8月版

信長コース 注目ポイント
(2503) キリン ホールディングス ビール大手。20/1‐3月期部門別売上収益構成比、国内ビール・スピリッツ31.6%、国内飲料14.0%、オセアニア綜合飲料16.2%、医薬18.2%、その他20.0%。ビバレッジは自社ブランドに資源集中。「プラスの健康」分野育成。プラズマ乳酸菌の人気上昇。コロナ禍でビール需要落ち込むが節約志向の家飲みで第三の「本麒麟」が伸びる。
(6754) アンリツ 携帯、基地局向け通信計測器大手。食品向け検出機展開。20/4-6月期事業別売上比率、計測75.1%、PQA17.1%、その他7.8%。同期地域別売上高比率、日本24.1%、米州21.8%、EMEA9.3%、アジア他45.1%。5G開発向け需要堅調に推移。テレワークでネットワークインフラのデータセンター投資拡大。食品市場の自動化投資も堅調。
(6755)富士通ゼネラル 富士通系。家庭用エアコンが主力(20/3月期88%)。20/3月期地域別売上高構成、日本24.9%、米州15.9%、欧州27.0%、中東・アフリカ8.7%、オセアニア12.6%、アジア4.2%、中華圏6.7%。巣ごもりで家庭用エアコン伸長。独自の各業界向けソリューション、119番通報受付、緊急車両出動指令や出動部隊の支援を行う消防システムも提供。
(8227) しまむら 低価格の実用ファッション衣料を展開。PBも供給。全国に店舗網(海外含め20/5末2,206店)。20/5月期事業別売上高構成、しまむら73.6%、アベイル8.9%、バースデイ14.0%、シャンブル2.4%、ディバロ0.1%、海外1.1%。衛生商品、巣ごもり向け好調も外出自粛と休校が響く。商品力、販売力の強化を計画。今秋にEC事業立上げ予定。
(9531) 東京ガス 都市ガス最大手。電力事業拡大で総合エネルギー企業に。7か国の海外事業参加。20/4-6月期事業別売上高構成比、ガス57.5%、電力17.9%、海外2.4%、エネルギー関連14.6%、不動産2.2%、その他5.4%。ガス小売件数920万件。電力販売前年比約30%増加、小売件数245.7万件。総分配性向60 %維持。米国大規模太陽光事業を8月取得。

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秀吉コース 注目ポイント
(2270)雪印メグミルク 乳業大手。20/3月期事業別売上高構成比(その他、調整額除く)乳製品44.3%、飲料・デザート類48.1%、飼料・種苗7.6%。健康志向でヨーグルト製品伸びる。バターも堅調に推移。チーズや機能性ヨーグルトの販売増で採算が改善。家庭用バターの生産・販売拡大とチーズ、ヨーグルト・デザート、種苗事業の戦略的拡大を目指す。
(5233)エア・ウォーター 産業用ガス大手。鉄鋼、半導体向け強い。医療に特色。20/3月期事業別売上収益構成比、産業ガス23.4%、ケミカル3.4%、医療23.2%、エネルギー6.4%、農業・食品17.0%、物流6.2%、海水4.9%、その他15.5%。譲受の子会社連結化で半導体向けガス・関連機器販売が拡大。衛生材料の生産受託順調。歯の神経の再生医療を世界初実用化。
(4555) 沢井製薬 後発医薬品大手。病院、薬局を開拓。卸、販社の両ルート持つ。20/3月期地域別売上収益構成、日本79.0%、米国21.0%。後発薬の単価下げも販売増でカバー。生産・供給体制の効率アップに取り組む。米国は新製品発売やブランド薬投入で売上拡大見込む。来年4月持株会社体制に移行へ。ヘルスケアなど新規事業育成体制を整備。
(8086) ニプロ 使い捨て医療器具大手。後発医薬と受託強化。20/3月期事業別売上高構成比(その他、調整額除く)医療関連72.3%、医薬関連18.8%、ファーマパッケージング8.9%。同地域別、日本61.2%、米国14.0%、欧州12.0%、アジア12.8%。注射液シェア拡大。透析関連好調。工場取得で医薬品製造増加。インドなど海外生産拠点強化。中期計画策定。
(9434)ソフトバンク SBG国内通信子会社。大手3社一角「ソフトバンク」「ワイモバイル」「ラインモバイル」等展開。20/3月期事業別売上高構成比(その他、調整額除く)コンシューマ55.4%、法人13.1%、流通9.9%、ヤフー21.6%。同期末移動通信累計契約数4,577.8万件。格安含め契約数増加。巣ごもりやテレワークで堅調。5GでKDDIと合弁設立。

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家康コース 注目ポイント
(4183) 三井化学 三井系総合化学大手。20/3期事業別売上高比率(その他除く)モビリティ27.0%、ヘルスケア10.4%、フード&パッケージング13.9%、基盤素材48.7%。ICT用途、ビジョンケア、半導体工程用テープは順調。不織布設備を1.5倍に増設。マスク、医療用ガウンの特需期待。消毒用IPA、ボトル需要や抗菌抗ウィルス製品の引き合い増加。
(5020) ENEOS ホールディングス 元売り最大手。JXTGから社名変更。20/3期事業別売上高構成比(その他、調整額除く)エネルギー88.1%、石油・天然ガス開発1.4%、金属10.5%。石油・天然ガスはマレーシア・アブダビ・英国のプロジェクトで生産開始。金属はカセロネス収益強化と圧延銅箔等電子材料の生産増強。デジタル技術導入と最適生産体制の構築目指す。
(7751) キャノン カメラ、事務機最大手。半導体関連も展開。20/1‐6月期売上高構成(消去除く)オフィス47.2%、イメージングシステム19.7%、メディカルシステム13.9%、産業機器その他19.2%。同地域別比率、国内26.9%、海外73.1%(米州27.4%、欧州24.6%、アジア・オセアニア21.1%)。露光装置、医療機器は底堅い。在宅勤務でホーム印刷需要増加。
(7911) 凸版印刷 印刷業界大手。印刷から精密電子部品など事業領域拡大。20/3期事業分野別売上高構成比(調整額除く)情報コミュニケーション60.3%、生活・産業27.9%、エレクトロニクス11.8%。米国印刷、欧州建装材会社の買収や軟包材、キャッシュレス、ICカード事業で売上げ増加。コールセンター業務順調。バイオマス素材の紙コップ開発。
(8309)三井住友トラストホールディングス 傘下に三井住友信託銀。投信・年金保険販売、住宅ローンに特色。20/4-6月期事業別実質業務粗利益構成、個人トータルソリューション3.9%、法人40.6%、証券代行12.3%、不動産2.4%、受託22.7%、マーケット18.1%。実質的資金関連、法人関連の非金利収益、市場関連収益が増加。UBSと合弁。7月みずほFGと日本カストディ銀行発足。
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