三英傑シリーズ

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「三英傑シリーズ」

信長コース 注目ポイント
(1861)熊谷組 18/4-9期受注内訳(単体)、土木37.7%(官庁4.7%、民間33.0%)、建築62.3%(同7.6%、同54.7%)。同期売上内訳、土木35.9%(官庁20.6%、民間15.3%)、建築64.1%(同7.9%、同55.9%等)。防災・減災、インフラ老朽化対策で事業環境良好。土木は鉄道分野、建築は住宅、工場、発電所分野が伸長。
(2802)味の素 調味料国内最大手。18/4-9期部門別事業利益構成比、日本食品27.9%、海外食品50.7%、ライフサポート11.0%、ヘルスケア8.6%等。同期の国内事業は冷凍食品・コーヒー類が競争激化、海外食品は増収も利益横ばい、ヘルスケアはアミノ酸等伸長。iPS細胞増殖させる培地(動物由来の原料を含まない製品)を販売。
(4502)武田薬品工業 国内製薬メーカー1位。アイルランド製薬大手シャイアー社を約6兆6000億円で買収する予定、売上高世界10位以内の製薬会社に。約4兆円の新株発行と約3兆円の借入・社債で資金調達する見通し。同時に非中核事業の資産売却で負債圧縮を計画。統合後の研究開発投資は年4000億円以上の予想。
(6954)ファナック 工作機械用NC(数値制御)装置、産業用ロボット出荷台数(2016年)世界首位。18/7-9期部門別売上高構成比、FA36.2%、ロボット32.6%、ロボマシン16.5%、サービス14.7%。FAは中国・台湾で減速、国内・欧州・米州・インド健闘。ロボットは国内・欧州好調。IoT対応機種を研究開発継続。株主重視推進。
(8058)三菱商事 8割以上が事業投資先からの収益。18/4-9期部門別純利益構成比(調整・消去他除く)、金属46.0%、機械21.7%、エネルギー事業17.4%、生活産業12.9%、化学品7.6%、新産業金融事業6.6%、地球環境・インフラ-12.2%。市況系ビジネス絞込み、市況変動影響抑制。累進配当制で19/3期125円予定。

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秀吉コース 注目ポイント
(5713)住友金属鉱山 ニッケル、銅大手。資源・精錬・材料事業が柱。18/4-9期部門別経常利益構成(調整額他除く)、資源50.0%、精錬34.6%、材料15.4%。同期は資源価格上昇、電池材料増販で堅調、通期は資源価格下落、製錬事業の採算悪化等で前期比減益予想。18/12、他社と共同、チリの銅鉱山権益の買収合意を発表。
(6113)アマダホールディングス 板金加工機械世界大手。18/4-9期事業別売上収益構成比(調整前)、金属加工機械事業82.3%(板金72.8%、微細溶接9.5%)、金属工作機械事業17.3%(切削11.9%、プレス3.2%、研削盤2.2%)等。北米、欧州、日本で好調続き上期受注・売上とも過去最高。株主還元策(自社株取得・配当金)強化。
(6301)コマツ 世界第2位の建設・鉱山機械メーカー。18/4-9期地域別売上高(外部顧客向け)、日本13.6%、米州36.6%、欧州・CIS13.2%、中国7.1%、アジア(日中除く)・オセアニア23.5%、中近東・アフリカ6.0%。独自のハイブリッド建機の出荷拡大、ICT(情報技術)を利用したスマートコンストラクション拡充、2酸化炭素排出削減推進。
(8002)丸紅 18/4-9期部門別純利益構成、食料4.3%、生活産業6.0%、素材20.0%、エネルギー・金属22.3%、電力・プラント27.7%、輸送機18.6%等。通期予想に対する同期純利益進捗率66%。18/12、空港制限区域内の自動走行運転でZMP社と合弁会社設立、米国の自動運転配送スタートアップ・udelv社に出資。
(8766)東京海上ホールディングス 18/4-9期は北米ハリケーン反動、米減税効果あるが、国内自然災害で前年同期比減益。同期純利益構成(調整額除く)、海外保険会社98.6%、東京海上日動-12.4%、日新火災-5.3%、あんしん生命16.6%等。先進国事業分散、新興国地域分散推進。配当性向は平均的修正純利益35%以上目指す。

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家康コース 注目ポイント
(4188)三菱ケミカルホールディングス 三菱ケミカル中核、田辺三菱製薬、大陽日酸等傘下。18/4-9期部門別コア営業利益構成(調整額除く)、機能商品23.0%、ケミカルズ43.2%、産業ガス14.0%、ヘルスケア18.3%等。20年度コア営業利益4100億円(17年度3804億円)目標。ケミカルズの市況リスクを機能商品伸長、産業用ガスM&A、合理化進展等で補う。
(7259)アイシン精機 トヨタ系部品大手。AT(自動変速機)世界シェア1位。18/4-9期地域別売上構成、日本57.8%、北米14.7%、欧州8.3%、中国10.6%、アジア他8.6%。事業環境変化に対応、構造転換(19/4アイシン・エイ・ダブリュとアイシン・エーアイ統合予定)、電動化・自動運転向け取組強化。電動化商品ラインナップ拡充、合弁会社設立へ。
(8031)三井物産 18/4-9期純利益は前年同期比若干減益だが、通期は増益予想。18/11、アジア最大の民間病院グループIHH社に追加出資、筆頭株主に。18/12、豪州一般炭鉱山権益売却発表。金属資源・エネルギー、機械・インフラ、化学品を強化、新成長分野(モビリティ、ヘルスケア、ニュートリション・アグリカルチャー、リテール・サービス)拡充目指す。
(8316)三井住友フィナンシャルグループ 傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)等保有。SMFLへの出資を60%から50%に引下げ(住友商事50%)、業務範囲拡大、新規事業で攻勢へ。店舗改革と資産管理型ビジネス定着強化。主要施策進展で経費削減を推進。累進的配当と自己株取得で株主還元強化。
(8591)オリックス リースを基軸に融資、投資、生保、銀行など事業多角化。18/4-9期事業別経常利益(調整前)、海外30.3%、リテール22.0%、不動産19.8%、事業投資11.1%、メンテナンスリース9.2%等。18/12、大京子会社化に続き、米通信インフラ設備・保守会社NTIコネクト買収、5G導入視野に通信インフラ関連投資加速見込む。

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