大好きな地元で自分らしく働きたい

生まれも育ちもずっと名古屋だったので、兼ねてから就職するなら名古屋の企業でと考えていました。中でも金融機関への就職を選んだのは、政治や経済の情報を取るのが元々好きだったので、それを活かせるような仕事をしたいと思っていたことが大きな理由でした。なので、就職活動は金融系一本で考えていましたね。ライフワークバランスも重視したいと考えていたので、土日休みだったのも決め手です。証券だけではなく銀行も検討していましたが、証券の方がより実力勝負という印象がありましたし、自分は同じ仕事をずっと繰り返すということが苦手なので、毎日相場が動き一日たりと同じ日がない証券という業界に強く惹かれました。学生時代のアルバイトも接客業で、人と話すのは好きだったので自然と自分は営業になるんだと思っていました。

私たちは営業として証券、株、投資信託などを商材として販売していますが、最終的な商品は自分自身であると思っています。お客様に自分を認めていただいた上で「Sさんが言うなら買ってみようかな」と仰っていただける時など、自分のことを完全に信頼していただいているんだ、と感じられる瞬間にとてもやりがいを感じますね。具体的な数字の面では、お取引を始めた頃から比較して10倍ほどの金額になっているお客様もいらっしゃいます。これもお客様から信頼していただいた結果としてついてきた数字ですので、嬉しいですね。

ちなみに営業としての自分の武器は記憶力で、例えばお孫さんについてお話しされていたことを覚えておいたり、常日頃から雑学など幅広い知識を吸収したりと役立っている実感があります。自分たちの営業という仕事は、雑談が仕事と言っても過言ではないほど。どれだけ多くのことを知っているか、記憶しているか、というのはとても大切な要素だと感じています。

短期間ではなく、ロングスパンで

証券の営業は、半年や1年ですぐにお客様に結果をもたらすことができるものではないんです。10年後、20年後になってやっと「やってよかった」と思えるようなものを売っている。だからこそ、20年後にお客様が「木村証券で取引をして良かった」と思っていただけるような営業員でありたいと思っていますし、今後もそのような営業員を育てていきたいと思っています。お客様のためになることが、長い目で見た時に会社にとっての利益につながるので、まずはお客様のために動いていかないといけません。お客様がいらっしゃって初めて私たちは生活ができているわけですし、それがプライベートで自分のやりたいことにもつながっていくと思います。結果が出るまでにはどうしても時間が掛かりますが、そんな気持ちで取り組んでいくことが大切だと思いますね。

木村証券は、入社1年目から努力を重ねて自己研鑽に励んでいれば、きちんと認められて評価される会社です。私自身、10年間努力を続けてきた結果として支店長というポジションを任せていただけることになりました。成功する人というのは、努力をしてきた人です。もちろん、働いていく上で何らかの壁にぶつかってしまうことはみなさんあるとは思いますが、それでも諦めなかったら結果はついてくるし、その努力を認めてくれる環境があります。
努力の結果というのは、目に見えて出てくるまで時間がかかるもの。だからこそ、結果が出なくても諦めずに努力を継続することができるかどうか、がとても大切になってくるんじゃないかなと思います。