会長の横顔

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中部経済新聞「けいざいじん」 掲載

平成13年10月5日(金)の中部経済新聞に会長の木村茂が掲載されました。
掲載内容は、下記をご覧ください。

中部経済新聞に会長の木村茂が掲載されました。

浮利を追わず“信頼”の経営

「顔の見える」企業に
“顔の見える証券会社”をキャッチフレーズに掲げる木村証券。大きな時代の流れのなかで同社社長の木村茂さんは、経営方針としてリテール戦略、フェース・ツー・フェースの展開を打ち出している。株価低迷という厳しい環境、ネット取引の急速な進展や証券税制の問題など課題が多い証券業界。日本証券業協会の名古屋地区協会長も務める木村さんは、名古屋証券界の“とりまとめ役”として多忙な毎日を送っている。

略歴

きむら・しげる 1937年(昭和12年)9月23日生まれの64歳。60年同志社大学経済学部を卒業し木村証券に入社。角丸証券本店株式部へ出向、61年に復職して企画調査部に勤務。62年11月取締役に就任。65年常務、66年専務、75年11月から社長。2010年6月、会長就任。日本証券業協会名古屋地区協会長、名証正会員協会会長、名古屋証券取引所理事など数多くの公職を務める。名古屋市出身。

右の写真は、米国アーカンソー州知事時代のクリントン前大統領と会談した際のもの。
「この人は将来、絶対に大統領になると感じた」という

会社

1893年(明治26年)名株仲買人として「木村又三郎商店」を創業。1944年(昭和19年)3月設立。49年名古屋証券取引所開設と同時に正会員に。67年みかど証券を吸収合併。85年全店オンライン化、90年東京証券取引所正会員に。現在の資本金5億円、店舗数は6店。独創性ある証券会社を目指し、時機と顧客ニーズに見合った商品として「ドラゴンズ応援キャンペーン」や「三英傑銘柄シリーズ」なども。

座右の銘

「艱難(かんなん)は忍耐を生じ、忍耐は練達を生じ、練達は希望を生ず」。聖書のロマ書にあるこの言葉を座右の銘としている。ミッション系の高校だったことから「聖書には日頃から慣れ親しんでいた」。多くの言葉を聖書から授かったというが、なかでも、この「艱難は…」が特に印象的だった。「受験勉強しているときなど、苦しいことに直面したときには大きな励みになった」ようだ。「韻があって、言葉としての言い回しがよかった点もあるかな」。現在では、結婚式に出席して寄せ書きに何かをと頼まれたときに、この言葉を書く。

経済研究会

同志社大学経済学部時代の木村さんは「ひたすら勉学に励んでいたよ」と真顔で語る。それを裏付けるかのように、参加サークルは「経済研究会」。入会した理由も「向学心に燃えていたからだよ」ときっぱり。だが、当時は学生運動が盛んなころで一部の学生からニラまれたこともあったとか。  最近の大学生とはずい分違うが、「羽を伸ばして遊ぶようなタイプではなかったからね」と自己分析。しかし、「今から思えば、大学が京都だったから、古寺巡りもすればよかった。うーん、もっと遊んでおけばよかったかな」と残念がる。

IT武装

モバイルにぞっこん
これからの時代に必要」とパソコンやモバイル手帳、携帯電話などをいちはやく取り入れている木村さん。同年代と比べても最先端を走っている。「なーに、若い人たちはみんなやっていることじゃない」と、どこ吹く風といったようす。
これまで、スケジューリングなどはすべて手書きの手帳を使っていたが、一昨年からは手書きの手帳は要らなくなった。「もともと書くことが好きではなかったということもあったんだけどね」と、本音?をちらり。「使い始めてみると難しい表やグラフが入るし、何年分も入る。人と会ったときには忘れないように写真を取り込むことができる。字がわからなければ辞書として活用できる。使えば使うほど便利になりますよ」と、モバイル情報ツールにぞっこん。
しかし、問題点が…。「字が小さすぎることがいかんな」と苦笑する。そうはいっても、今ではなくては困る“右腕”だけに「紛失したら困っちゃうよ」と、すっかりモバイラー。

経営キーワード

人の長所を伸ばす
木村さんの経営のキーワードは“長所を生かす。浮利を追わず”。「人間にはそれぞれ能力がある。人それぞれ長所もあれば、短所ももち得ている。欠点をいってもしょうがない。長所を伸ばした方がいい」ときっぱり。「会社はいろいろな人間が集まっている集団だからね」と。
浮利を追わず。「しゃにむに利益を追求するだけではいけない。利益の上げ方が大切だ。特に証券業界は信頼の上に成り立つものであり、モラルに基づいたものでなくてはいけない」と、証券会社の在り方を説く。

JC

友達の輪、人間の輪広がった
名古屋青年会議所の創立25周年の節目の年(1975年)に理事長を務めた。「ニーズにあったテーマをみつけては取り上げたつもり。われわれが投げかけたテーマがひとつのきっかけとなり、それが輪になり、波紋となって広がっていけばいいと考えていた。それがJCの役割だと認識していたから」と、当時を振り返る。
木村さんにとってJCは、「友達の輪、人間の輪が広がっていったからね」と、その後の人生に大きな影響を与えた。

模型

*
お気に入りのロールスロイスの模型を手に

意外と凝り性なんですよ
模型づくりが好きで、社会人になってからも時間を見つけては作っていた。「小学校のころは木を削って手作りの飛行機を作っていたし、プラモデルになってからは帆船を作るのが好きだった。いろいろ作りました」と語る。
「意外と凝り性なんですよ」。それを象徴するかのように社長室には「15年ほど前に、半年以上かけて作った」という1934年モデルのロールスロイスの“傑作”がガラスケースの中に飾ってある。「これは希少なものなんですよ。外形だけでなくボンネットの内部にも細かな部品がたくさんあって…それをひとつひとつ組み立てていくんですよ」と製作工程を説明する目は輝きを増す。しかし、「目が悪くなってからは、作らなくなりましたね」と、ちょっぴりさみしそう。

クルージング

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地中海クルージングを楽しんだ際立ち寄ったスイスでオリエント急行のスチュワードと。左は夫人の繁子さん(97年9月)

いつかは世界一周を
4年前に還暦の記念にと、粋牛会(JC時代に結成した丑年生まれの会。名古屋地区は「牛歩会」で、全国レベルでは「粋牛会」)のメンバー約70人で地中海クルージングを楽しんだことが今でも脳裏に焼き付いている。「ローマやシシリア島、カンヌをはじめニース、ベネチアなど回りました。昼は観光、夜は晩さん会と実に楽しかった。充実していてあっと言う間の10日間だった」と、感慨深い旅行だった。このときの印象が非常に強く、「もう1度、クルージングをしたい。おそらく不可能だろうが、今度は世界一周がいいね。悠々自適、世界を船で回ってみたい。アルゼンチンなど南米に行ってみたいし…」と夢を膨らませる。「もちろん、仕事を忘れて世界一周できれば最高」と笑う。

邦楽

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御園座で行われた市川団十郎の襲名披露に出演し河東節を披露(85年10月)

DNAの中に存在している
友人である御園座の長谷川真弘社長に誘われ、17、8年前に始めたのがきっかけという長唄。それまでは、長唄をはじめ邦楽にはあまり興味がなく、クラシックをよく聞いていた。しかし、「やるからにはしっかり覚えるつもりで取り組んだ」という。今では邦楽・芳村流「芳村伊十喜郎」の名をもつ名取り。85年に御園座で行われた市川団十郎の襲名披露では浄瑠璃・河東節を披露。「日本人の原点となる旋律が邦楽には入っている。わたしのDNAの中にも邦楽に馴染むものが存在するのではないかと感じてしまう、そんな懐かしい気がする」と表現する。

ドラゴンズ

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星野仙一ドラゴンズ監督を応援する「仙友会」で沖縄へ激励に(89年2月)

忘れもしない昭和29年の勇姿 日本一になることが夢です
小学校の2年から6年まで名古屋から岐阜市・梅林へ疎開していた木村さん。思い出は「午前中の講談と午後からの野球」。戦後間もなくは教科書を墨で塗りつぶしたことで実質教科書が使えない状態が続いた。その間、算数や書き取りはあったが、それ以外はなく担任教師による講談を聞いていたことを鮮明に覚えている。「この講談が実におもしろかった。岩見重太郎をもじったものなど先生の創作だったが、話の中身もさることながら、話し方も豪快という感じで講談を聞くのが毎日の楽しみだった」と懐かしがる。
もうひとつの楽しみが午後からの野球。「上背がなかったこともあって、もっぱら守りはショートかセカンド、打順は1番」と思い出す。名古屋に戻ってからは「熱烈なドラゴンズファンの親父に連れられて中日スタヂアムへよく行きましたよ」と連日出掛けた。ドラゴンズに対する思い入れは人一倍強くなっていった。心に残る一番の試合は「忘れもしない昭和29年の日本シリーズ。西鉄ライオンズを相手に、天知監督のもと、好きな西沢や杉下といった選手がチーム一丸となって栄冠を勝ちとった勇姿は、今でもこの目に焼き付いているよ」と少年のような目で話す。
現在もドラゴンズの応援にナゴヤドームに出掛ける。「今年のドラゴンズはなー。うーん…」と口ごもってしまう。「ドラゴンズが日本一になるのがわたしの夢ですから」と話すように思い入れが強い。同社本店店頭にあるドラゴンズ・マスコットキャラクターの“シャオロン”と“ドアラ”だけでなく、同社のホームページからドラゴンズ応援の公式サイトにリンクしている。

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